インプラント治療前・治療後の注意点を知っておきましょう

インプラント治療前・治療後の注意点を知っておきましょう

たった1本の歯の治療でも、インプラントを埋め込むためには外科手術が必要です。手術前日当日手術後にそれぞれ注意しなければならないことがあります。

ここでは、都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅から徒歩5分、練馬区光が丘の歯医者「インプラント専門医/指導医が常駐する、さくま歯科医院」が、インプラント治療の前後のポイントについてお伝えいたします。

治療前の注意点

体調について事前にご相談を

体調について事前にご相談を

インプラント治療は外科手術を伴います。治療前に必ず体調や持病など担当の歯科医師にお伝えください。特に糖尿病や高血圧、心臓疾患、脳疾患をお持ちの方は、必ず治療が可能かどうか担当歯科医にご相談ください。

病気の症状などによってはインプラント治療について、別途、各疾患の主治医との相談が必要になる場合があります。

使用中の薬について

使用中の薬について

普段、服用したり、使用したりしている薬がある場合も、事前に歯科医師へ必ずお知らせください。薬によっては手術前に使用を控える必要のあるものもあります。例えば、動脈硬化の治療薬、糖尿病治療薬、向神経薬、非ステロイド系抗炎症剤、経口避妊薬などを使用している場合は、特に注意が必要です。

手術前日と当日の心構えとポイント

手術前日と当日の心構えとポイント

  • 外科手術は体力が必要です。体調を整えるため前日は充分睡眠をとってください。
  • 手術当日は麻酔を使用します。ご自身で車を運転しての来院はご遠慮ください。
  • 手術時はお化粧を落としていただけるようご協力ください。また、爪は短く切り、マニキュアはしないでください。
  • 長い髪は束ねてください。
  • 入れ歯は外してください。
  • 装飾品は外してください。
  • 手術の前に抗生物質や痛み止めを処方します。指示どおりに服用してください。

手術直後の注意点

止血について

止血について

手術後、1日ほど唾液に血液が混じりますが、なるべくうがいは避けましょう。うがいをするといつまでも血が止まりません。また、痛みを長引かせ、治癒を遅らせてしまうこともあります。出血が多い場合は、清潔なガーゼ、または脱脂綿を丸め、患部にあて20分ほど咬みしめてください。それでも血が止まらないときには歯科医院までご連絡ください。

薬の服用について

薬の服用について

手術の直後、鎮痛剤を処方しますので痛みがある場合は服用してください。鎮痛剤の服用方法については歯科医師の指示に従ってください。鎮痛剤以外に処方された薬は、痛みがなくても指示通りに服用する必要があります。ただし、腹痛や下痢、湿疹など体調に異変があるときは、歯科医院へご連絡ください。

食事のとり方

食事のとり方

麻酔が切れたら食事をしても構いません。ただし、固いもの、刺激物は避け、やわらかいものを患部と反対側で咬んで食べるようにします。

腫れや内出血斑について

腫れや内出血斑について

人によっては、頬が腫れたり内出血斑(青アザ)が現われたりすることがあります。腫れは数日で引きますが、腫れている間は冷水で冷してください。ただし、氷などで冷やし過ぎるのは治癒を遅らせる原因となるためやめましょう。

内出血斑は特に何もしなくても数日で自然に消えます。不安なことがあればお気軽に歯科医院へお問合せください。

その他の注意

その他の注意

  • 身体を温めると血流が良くなり血が止まりません。長時間の入浴は避けてください。軽く流す程度、またはシャワーをおすすめします。
  • 飲酒・喫煙は2週間ほど控えてください。
  • 手術後2~3日は過激な運動も避けてください。
  • 気になると思いますが、患部を指や舌でさわってはいけません。
  • 術後に消毒のための含嗽剤(がんぞうざい)を処方します。毎食後、就寝前には口腔内の消毒を忘れずに行ってください。
  • 傷口に強い衝撃を与えるのは避けてください。

少しでも長く快適にインプラントをお使いいただくためにメインテナンスのポイントをお伝えします

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